私は過去にいくつかのMMOに夢中になっていましたが、
FF11を始めてみて、ラテーヌ高原やタロンギ峡谷に風が吹いているのを見た時の驚きを忘れることができません。
「画面の中に風が吹いてるよ!すごい!すっごい!!」
我ながら自分の語彙のなさにガッカリしますが、
案内してくれたフレにもこんな風に興奮気味に話しかけていたと記憶しています。
雨や雷、雪、吹雪。
曜日によって色を変える月。
時間や天候によって変わる景色・音。
FF11を遊び始めて5年以上経過しても、
自分にとってヴァナディールのエリアがただの狩場や通過点に成り下がらないのは
これらの作り込みのおかげだと思います。
しかし、そんなヴァナディールにも不満がいくつかあります。
それは、椅子が(ほとんど)ないことと、夜が明るすぎること。
Ultima Online並みにたくさんの種類の椅子があって、倒木にも腰掛けられて、
Ever Quest並みに夜が真っ暗だったら、もっともっと良かったのに。
Ever Questの夜やダンジョンは本当に真っ暗で、周りの景色なんて見えないほど。
種族によっては少し夜目が利いたりしますが、それでも歩くのに難儀しました。
灯りになるものを1つ持って、やっと自分の周りがぼーっと明るくなる程度です。
うっかりすると、川や池に落ちて溺れたり何かに襲われたりもします。
もう、暗闇そのものが怖い。
そんな暗闇の中でうっすら光を放つアンデッドモンスターに遭遇した時の恐怖感ときたら。
あと、夜だけでなく、ダークエルフの森は昼も真っ暗でした。
そういったあたりが正統派ファンタジーらしくてとても好きで、今でも忘れられないMMOです。
FF11はEver Questをリスペクトして作られたというのはよく知られているところですが
夜やダンジョンが真っ暗だったり、水の中に落ちて溺れたり(泳げるので水の中のダンジョンもあり)、
高いところから落ちてケガしたり死んだりするような不便な仕様はスッパリ切り捨ててしまったんですね。
それがとても残念です。
新月の真っ暗なロンフォールの森で、
ゴブリンのリュックサックにぶら下がったカンテラの灯りがゆらゆら近づいてくる・・・。
そんな景色を想像すると楽しくなりませんか?
さて、話は変わってFF14。
私は、FF14のキャラの造形が好きになれなくて、いまひとつ高まらなかったのですが
上の絵を見て思わずPC版のβテスターに応募してしまいました。
ここには夜の闇と灯りの暖かさと椅子が・・・。
ただのイメージ画かもしれませんが、この絵がとても好きです。
実際のゲームでも酒場があって椅子があって、座って仲間と談笑できたりするといいな。
それで、困ってしまうほど夜が真っ暗だったら・・・
7年くらいは遊びたおす自信があります。
<はい!新年早々 ダメ人間宣言 きたーーーー!
< ・・・自分で言ってどうするんです、Abijah?
<ツッコミがないと生きていけない西の国の人だから。
< ・・・えーっと、意味がわかりません。
ラテーヌ高原の写真を探していたら、
シャナンディとうろうろしていた時に見た虹の写真が出てきたので貼りました。
夕方に虹が出ていて、風も吹いていました。
2006年頃に撮ったものでこの時Lv17だった詩人は今25・・・。
今年は赤魔道士、ナイト以外にあと1つくらいLv75のジョブを作りたいです。